年末のご挨拶

本日仕事納め

12月は過去最高の忙しさとなりました。

僕等に携わっていただいている全ての方のおかげです。

今年は嬉しいことがたくさんありました。

大きく分けて三つの出来事
一つ目、ぼくの友達のお母さんが鬱病に悩まされ10年くらいの月日が経つ中、勇気をだしてKURIRIに来店してくださいました。

僕も昔から知っているお母さんだったので昔の話をしたりしながら髪をカットしてカラー。
笑顔で帰って行く姿は見たものの少し心配だった。
次の日友達から、10年ぶりに母と買い物ができたって、お母さんがまた行きたいって、

連絡きた。

二つ目、いつも来てくれるお母さんと4年生の女の子と5才の男の子。
弟君はけっこうしゃべってくれるけど、いつも無口なお姉ちゃん。
年頃もあるせいかほとんど口はきかない。
ずっと通ってくれてるけど、あんまり声すら聞かない。
でも営業最終日、お母さんが来店してくださって、手紙をくれた。

その手紙にはみんなからのメッセージが書いてあった。

いつもありがとう、とかKURIRI大好きとか、

心の声を書いてくれた。

三つ目、いつもご来店して下さるオシャレな男性のお客様。

いつもKURIRIをすごく下手にストレートに褒めてくれる。
その方の愛情がすごく伝わる。

ヘアスタイルも最後鏡も見せないでOK。

僕を信用しきってくれてる。
空間や本、置いてあるものや音楽やファッション、僕とカオリ、全ての価値観を感じてくれてご来店して下さっている。
年末、帰り際に大きなチップを置いていき、“KURIRIサイコー”と叫んで帰ってくれたことは一生忘れない。
全ての事に置いて涙でそうになった。
カオリは全ての出来事のあと、涙流してた。
美容師というより、人は感謝されたり、その人が元気になる姿をみると、とても幸福な気持ちなれる。
ただ僕らの手段が美容師だったというだけで、こんな喜びを実感できる。

だから来年はもっともっと仕事の質を全てあげてもっともっと喜んでもらえることに喜びを感じていきたいと思ってます。
挑戦と変化と進化
全ては僕等に関わってくださっている全ての方のおかげです。
そしていつも僕の側で毎日美味しいご飯を作って笑っていてくれる妻に感謝。
ほんとに俺より強い。
田舎の小さな美容室と小さな美容師ですが、今以上に精進して参ります。
お体には十分に気をつけて、みなさんが笑顔で新しい年を迎えれることを祈るとともに、僕はこれから20年続く毎年恒例の男行事に行って参ります。
良いお年を。